映画

もう2月なのに。2008年総括

長らくこのカテゴリの存在を忘れていました。んで、年末に記事にしようと思ってすっかり忘れていたのが「2008年劇場鑑賞作品ベスト」です。気がつけばもう2月も半ばですけど、どうかお許しを(笑)。最近は映画鑑賞に対する思いが再燃し、休みの日は2本(劇…

久しぶりに

このカテゴリの存在を忘れかけていた。だけど考えてみたら、今でこそQMAばっかりやってるけど、本当の趣味といったら映画鑑賞だ。今年は劇場鑑賞もちょっと少なく30本程度。それでも年内にあと3〜4本は観れたら…と思っている。年末か年始かわからないが、作…

彼女は賢い

『JUNO/ジュノ』 (2007/米) ★★★★☆ →シネスケReview <シネ・リーブル池袋>久々にシネリーブル池袋へ。座席・音響・雰囲気含め、池袋ではトップクラスの映画館(メトロポリタンプラザの8階です)。日活系で、上映作品も今回の作品のような海外のインディペ…

もしタイムスリップできたら?

『時をかける少女』 (2006/日) ★★★★☆ →シネスケReview <DVD鑑賞>仲里依紗キャンペーン第1弾…というのは半分本当で、実は以前から観たかったアニメ作品。昨日テレビで放映されたみたいで。青春時代の淡さが、ファンタジックに、そして詩的に描かれる。万…

彼女に釘付け

『純喫茶磯辺』 ★★★★☆ (テアトル新宿)今回から感想とレビューはシネスケにリンクしたいと思う。ここでは簡単なコメントだけをしようかなと。ちなみにこの作品は今日現在本登録されていないので、リンクは後日ということで。おそらく、吉田恵輔監督は、女子…

素晴らしきホラー

『封印殺人映画』 (2006/米) ★★★☆☆ あくまでもホラーの中のスラッシャー。それに特化し、アメリカで空前のブームが巻き起こった背景を、偉大な著名人のお言葉と共に振り返れるのが嬉しい。超亜流作品の監督なんかが「私も便乗しました」と登場するあたり、…

地下駐車場の中心で「助けて」と叫ぶ。

『P2』 (2007/米) ★★★★☆ 製作者の犯人への愛着があるのか、ショッキングよりもシチュエーション先行で面白い。いわば血生臭い逃避行か。理不尽な犯行を含めて作風は古典的だし、凡作と言わせない力強さがある。とにかく、真っ白なドレスが汚れると釘付けな…

平日の映画館が好き

『ブラックサイト』 (2008/米) ★★☆☆☆事件が加速すると、支離滅裂っぷりも加速。現実味を帯びた犯罪と、自ら罠に陥っていく捜査方法のおバカ具合、この両者の微妙なライン(描写)が下手くそにしか思えない。サイバーチームのくせしてアナログ思考。力技す…

過激…じゃない。

『リンガー! 替え玉★選手権』 (2005/米) ★★★☆☆ 健常者と障害者の隔たり云々ではなくて、単純に舞台設定が彼らのコミュニティというだけのドタバタ。要は毒々しさが皆無、むしろ爽快。一本道なプロットもよくまとまっていると思う。危険な何かを求めていた…

まとめて4本

『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』(2007/英=仏=独=米) ★★★☆☆“映画版のビーン”としての完成度は高く、大人も子供も安心して楽しめる仕上がり。かつての栄光の単なる焼き回しではないだけ新作(新境地)を堪能できるのだ。ビーンが南仏を駆け回るロー…

50年越しの初恋

『たそがれ』 (2007/日) ★★★★☆ 現実に直面しても男と女でありたいと願う、そんな“うぶ”な描写に思わず赤面する。そんな純粋さは人間の内面を腐らせない。喜劇調のおかげか、おもしろおかしく見られるのも作品の強み。ピンクの可能性をまたしても証明させた…

超全速力ゾンビ

『28週後...』(2007/英=スペイン) ★★★★☆ ゾンビに偏らない人間味溢れるアクションホラーで、そのまるで実録のような展開・手法に唸った。最悪の状況に正常な人間までもがゾンビに同化してしまう狂気がよく描けているし、その残酷さは最早ホラー作品ではな…