過激…じゃない。

『リンガー! 替え玉★選手権』 (2005/米) ★★★☆☆
健常者と障害者の隔たり云々ではなくて、単純に舞台設定が彼らのコミュニティというだけのドタバタ。要は毒々しさが皆無、むしろ爽快。一本道なプロットもよくまとまっていると思う。危険な何かを求めていた自分のほうが問題があったのかもね。<ネタバレreview>@DVD

帰り際にレンタルしてきた作品。確か日本未公開だがアメリカでは結構な興収を得ていたはずのコメディだ。健常者が障害者になりすましてスペシャルオリンピックに出なければならない展開を描くプロット。しかも製作には障害者を積極的に起用するファレリー兄弟。予想に反して、話のまとまりやら全体の雰囲気が随分と大人で、王道の仕上がり。ブラックな笑いも皆無で、万人向けです。