千里眼@駒場東大前、東北沢

仕事が早く終わったので、去年開店したばかりの二郎インスパイアなお店「千里眼」に行ってきました。場所は東京大学駒場キャンパスのすぐそばなのですが、上記の駅からは、いずれも徒歩10分ほど歩かねばなりません。私は東北沢駅から徒歩。途中まではまともな歩道がない上、交通量が非常に激しいので気をつけましょう(ほんとに)。他にも小田急線の代々木上原井の頭線の池ノ上が徒歩15分圏内でしょうか。なんとも微妙な距離。

店内はカウンターのみ11席だったと思います。食券を購入するシステムです。今回のオーダーは豚ラーメン(ヤサイニンニクアブラカラメ辛揚げ)。全マシですね(笑)。辛揚げ(からあげ)については後述します。先客は5人。学生風の人達だったのでおそらく東大生でしょうね。キャンパスから徒歩1分のところですから。5人だけということもあり、10分も待たずに着丼。コールは席番号と一緒に「○○番のお客様、ニンニク入れますか?」

まずはスープから。乳化を通り越して超乳化の濃厚タイプです。粘度が高いどころか、本当にどろっどろ。これは好き嫌いがハッキリしそうです。私はちょっと苦手かな、と。後半になるとちょっとキツい。麺は浅草開化楼の極太縮れ麺で、ゴワゴワでカタめ。この特徴的な麺はさすがの開化楼といったところでしょうか。おいしいです。麺量が二郎基準だと少な目なので、胃袋に余裕のある人は「大」のほうをオススメします。

キャベツも入ったヤサイは完全にシャキなやつ。マシマシコールが通じるのか分かりませんが、私の盛りっぷりは普通より少なめでした(しかし相当の盛りっぷりの画像も他blogで目にしました)。評判の良いブタは、うろ覚えですが、極厚のものが4〜5枚だったでしょうか。これぞブタ!!な食べ応え十分の出来なんですが、ややしょっぱめ。若干パサってましたが、これはブレの範疇かもしれませんね。おいしいんですが、やっぱりしょっぱめなせいか後半は飽きてしまいました…。

さて、ノーマルトッピングの辛揚げなんですが、これは揚げ玉に唐辛子の辛味がプラスされたもの。そのまま食べるっていうよりも、スープに溶かして風味を付け足す感じです。これは良いアクセント。もっと辛いものだと思いましたが、あくまでも「風味」に留まっています。強烈にしたい方は卓上の唐辛子をぜひ。

二郎インスパイアでありながら独自路線をいっているお店だと思います。ガツンと豚骨の効いたスープは好き好きですが、食べてみる価値はあり。個人的には、スープとブタにクドさが目立ちました。比較的近所なんで、進化に期待しつつ、機会を見て再訪したいですね。