中華ソバ べんてん@高田馬場

私が大学生だった2002年頃にラーメンブームが沸き起こりました。まだ、今ほど「つけ麺」が定着していなかった頃です。そんな時、ネットを通じて知ったのが高田馬場の「べんてん」です。足を運んでからというもの、一時は病み付きになって毎週のように食らっていました。ここ数年はペースダウンして数ヶ月に1度訪れれば良い方です。しかしながら、べんてんのつけ麺があったからこそ今でもラーメン好きをやっているんだなぁと大真面目に言えます(w

去年はべんてんにとって転換期だったようで、弟子さんが2人も去り、営業時間の短縮を余儀なくされたりしました。そしてここ数日の話のようですが、ようやく夜営業が復活したということで。バイトの確保など、色々と問題が解決されたんでしょうね(1人残った弟子さんが夜担当になったのかな)。

いざ、新宿経由で高田馬場へ。まだ正午前だというのに神田川(ガードレール)沿いには15人前後の行列ができあがっています。小説を読みながら待つこと20分少々で店内へ入れました。1人出てきたら1人入る、そんなローカルルールですね。扉はしっかり閉めましょう。

本日のオーダーは「つけめん(中盛り少な目)900円」です。相変わらず、お腹の調子と相談してから決められる「少な目オーダー」は本当にありがたい限り。店主のいつもと変わらぬ仕事ぶりを拝見しながらつけ麺の到着を待ちます。バイトの女性の方の仕事ぶりが、年末に来た時よりもレベルアップしてました。

10分くらいで着丼。うーん、やっぱり圧巻でした。魚介と動物の合わさった濃厚なスープは多少の粘度があって、ほのかな砂糖の甘味と、背後に見え隠れするスパイス(うまく説明できないw)が病み付きにさせます。このスープ、本当に麺との相性が抜群。中太麺は多加水でコシは程々、一見パスタのようです。量ほどお腹に重くないですね。

とにかく一心不乱。麺が異常なほどスープに絡み付くもんだからひたすら麺を啜り続けるのみ。至福の瞬間です(笑)。中盛少な目はあっという間に無くなるわけですが、スープ割りを飲み干す頃には完全にたっぷたっぷ。お腹いっぱいになるというオチ。さすがです。

次回はいつになるかわかりませんが、塩ラーメンに挑戦したいですねっ。